こんにちは。アトリエとりむしさかなです。
もうすぐ、アトリエに小さな水場が設置されます。今日、低床タイプのシンクが届きました。工事日が今から楽しみです~。
さて、先日9月20日は、描画の活動を行いました!今までは版画やモダンテクニックを利用していたので、絵具で具体物を描くというのは今年度では初めてになるのかな?
今回は4連休中ということもあり、2名でののんびりとしたアトリエでした。
今回のテーマは「量感のある絵」。
幼児コースさんでは、絵本「わにわに」シリーズを読み、塗り広げによるわにの絵を描きました。
ウォーミングアップの時間に、画用紙にローラーで「お水(お風呂)」を入れて…
年中さんのIくん、「これ楽しい~!他の色も入れたいな。石作りたいの。そこにザリガニもいるんだ」と、色々な色を混ぜてローラー塗りを繰り返します。
あとでザリガニも登場させることを約束し、まずは基本の塗り広げを体験します。
これまではクレヨンやペンを使い、輪郭で絵を描くことの多かったIくんですが、今回はたっぷりと絵具を含ませた筆を動かしながら、ワニの体~大きな口~長いしっぽ~太く短い足を描いていきました。
わにができたら、今度は赤系の絵具でザリガニを描きます。
(絵具は、当初は絵本「わにわにとあかわに」のあかわにちゃんの色用に用意したものでした。笑)
ザリガニも、しっぽからじょじょに塗り広げていきます…
ザリガニも、ぷりっとした体が描けました^^
その後は、「絵具で好きなもの描いていいよー」と様子を見ていると…
カブトムシとクワガタなどを描いていました。
やはり、今は輪郭で描く方がIくん本人にとってはやりやすい様子。
あくまでも私の考えですが、Iくんは虫などの体の構造を意識して、パーツを組み合わせるようにイメージしているから、こういう描き方なのかなあ。節のある生き物は、塗り広げたら全部潰れちゃいますもんね。
自分自身が納得できる表現があるのは、とても良いことですよね。Iくんの描き方も大切にしつつ、色々な描き方を体験する機会は、今後も繰り返し作ろうと思っています。
そして、児童コースさんは「ジェッソ」という画材を使って、材質の違いによる量感を体験してもらいました。
始めに「今日のテーマはでこぼこです。どんな生き物が思いつく?」と投げかけ…図鑑もめくりながら描きたいものを考えます。
小4のMちゃんが選んだのはカメでした。
輪郭だけを鉛筆で描いたら、見本を見せながら、ジェッソでキャンバス地の表面に凹凸を作ってみます。
Mちゃんは年齢も大きいことから、ちょっと背伸びしてペインティングナイフにも挑戦してもらいました。
普通の絵具よりも固く粘り気もあるジェッソに、Mちゃんは最初こそ戸惑っていましたが…しだいにナイフで塗りつけたり、削ったり、連続して叩いたりするように!
特に、甲羅の部分に激しい凹凸を作るようです。
おおー!線で描いたり、面を塗ったりするのとはまた違った質感が生まれましたね。
この上から絵具を塗ると、凹凸に絵具が引っ掛かり、より明暗が協調された絵になっていきます。
Mちゃんは、「地面とか雲も作っていいですか?」と、周りの様子もジェッソでもりもり。
次回、この上から絵具で色を塗ってみますよ。どんな風に完成するのかな~?
(アトリエとりむしさかな 秋元さなえ)
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2020年度より、こどものアトリエが日曜開催となりました。
レッスンは毎週日曜(月3回目安)の開催です。
時間帯は以下の2種類です。無料体験は随時受付中(事前予約が必要)です。
①11:00~12:00
※定員に達しました
②14:00~15:00
※2名程度募集中
10月のレッスンカレンダー
10/11
- 釘打ちで作ろう(予定)
10/18
- レンガで遊ぼう(予定)※午後の部は無料体験実施予定
10/25
- ハロウィンの変装マスク(予定)
お問い合わせ
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