こんにちは。アトリエとりむしさかなです。
先日10月11日は、釘打ちの活動を行いました!
午前の部は1名がお休みし、4名でのアトリエでした。
午前の生徒さんは、幼児・児童が混合しているメンバーなので、今回もコースごとに活動を分けて行っています。
幼児コースさんは釘は使わず、プッシュピン打ちです!
あらかじめコルクを貼り付けた木版に、プッシュピンを軽く刺し、金づちで打ち込んでいきます。
年中さんのKちゃん、金づちを使うのは初めてとのことですが、とても安全に道具を使えていてびっくり。
ピンの針先も怖くないようで、可愛いモチーフやキラキラの付いたピンを、たくさん打ち込んでいきます。
ピンをたくさん打った場所には、輪ゴムをひっかけ、線構成も楽しみます。
3枚の板材にたくさんのピンが打てたら、今度はフェルトを用意し、3枚を連結するようにピンを打つことに挑戦。
どのようにピンを打てばしっかり連結できるか、狙いを定めて取り組むKちゃんです。
同じアングルばかりで、すみません。。
色々なフェルトモチーフや、取っ手もつけて…完成!?
と思いきや、まだまだたくさんピンを打っていくようです。
ピンを太陽に見立てて、カラーペンで日差しを加筆したり、透明色のピンを自分で紫色に塗ったりと、細やかな部分にもこだわりを見せてくれています。
ついに、こちらで用意した可愛い系のピンを全て使い切り、完成!
きっとまだまだやりたかったのだろうなあ。とてもやりがいを感じながら取り組んでくれました。
さて、児童コースさんは、もう少し高度な活動も入ってきます。
釘打ちを体験したことがあるのは、小2のNちゃんと、小4のMちゃんとのこと。
とはいっても、授業でも頻繁にする活動ではないと思うので、おさらいもかねて…まずは木片に、とにかくたくさんのプッシュピンや釘を打ってみました。
小3のSくん、ピンや釘を打った形から、何か思いついたようです。
安全に金づちを使えそうだと判断したところで、テープ状に切った革も出してみます。
「せんせー、これ付けて、持てるようにしたい」
テープ状の革も、もちろんボンドは使わず、釘やピンを打ち込み固定します。どんな風になるのか、楽しみですね!
Mちゃんは、釘打ちは3,4回目とのこと。
最初から釘の打ち込む長さを均一にし、ひっくり返して足にしたようです!
さすがは経験者。行程に見通しを持って取り組んでいるのが分かります。
短く切り落とした革は、ピンで背中(?)に固定しました。
小枝を頭(?)に付けるかどうかを悩み中…煙突のようにも見えるけれど、何ができるんでしょうか?
Nちゃんは、釘をたくさん打った木片は「練習用!」と割り切って、本番に取り組んでいます。
革を細かく切って、ライオンのたてがみにしたいんだそうです。
う~ん、釘で上手く打ち込めるかな?ひとまず挑戦してみることにしました。
釘の打ち方もじょじょに慣れてきて、手を打つのが怖くてはめていた軍手を「もういらない~」と外せるようになった人も。
さて、試行錯誤の末にできたのは…?
Sくんが作っていたのは「持ち運びできる銃」でした。
ぶら下がる革がかなり不思議な雰囲気ですが、勢いよく振り上げると、たしかに銃口から何かが噴出しているようにも見えます!
お顔をお見せできないのが残念ですが、ニコニコのSくん。
自分の力で苦労して作った、初の釘打ち作品。きっと嬉しかったんだろうなあ。
そしてこちらは、Mちゃんの作品です。
その名も「謎肉マン」
写真は保護者さんからお送りいただきました。
額には「肉」、背中には「な」「ぞ」と書かれています(笑)
しかし、よく見ていくと、足の安定感や、背中や口の部分にしっかり深く打ち込まれた釘などは、やはり年齢の大きい子の作品だなと感じられます。
頭の上や顔など、作品の個性を出すためにどんな風にしようか、Mちゃんはずいぶん悩んで付けたり外したりを繰り返していました。
1つ作ると思うと色々悩んでしまうので、シリーズ化させてみるのも面白いかもしれませんね!
そして、最後までじっくり取り組んでいたNちゃん。
小枝の側面に釘を打ち込むのが意外に硬く、思うようにたてがみが作れなかったため、今できているところから計画を変更していきました。
きっと理想としている形はあったのでしょうが…諦めずに取り組んで、とってもえらかったね!
そしてできたのが、こちら。
現実のライオンからはたしかに離れた感じもするけど、こちらも面白い!
写真は保護者さんからお送りいただきました。
柔らかい木片ではなく、硬い小枝にのみ釘を打ち込んでいるので、かなり大変だったのではないかと想像します。
深く打ち込むことは難しかったけれど、革で作った口やハートはしっかりと小枝に固定されていますね。
そしてNちゃんのライオンには、なぜか羽が生えています。
午前の部は、へんてこ面白い作品がたくさん生まれました。
釘打ちの活動は、シンプルな材料を使い、釘やピンのみで固定し作るので制限は多いのですが、一方で仕上がった作品は物理的強度や印象の強いものとなり、達成感も大きくなります。
絵や紙工作とはまた違った体験となっているといいなと思います。
今回の経験があるので、2度目の釘打ちは、さらにスムーズで自由度も高くなるはず。年度内にもう一度挑戦する機会が作れたらと考えています!
(アトリエとりむしさかな 秋元さなえ)
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2020年度より、こどものアトリエが日曜開催となりました。
レッスンは毎週日曜(月3回目安)の開催です。
時間帯は以下の2種類です。無料体験は随時受付中(事前予約が必要)です。
①11:00~12:00
※定員に達しました
②14:00~15:00
※2名程度募集中
10,11月のレッスンカレンダー
10/25
- ハロウィンの変装マスクを作ろう
11/1
- (①午前)フリー制作(1)
- (②午後)カラフルペーパー作り(1)
11/8
- (①午前)フリー制作(2)
- (②午後)カラフルペーパー作り(2)
11/22
- ホチキスで作ろう(幼児コース:繋げる、児童コース:閉じる)
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